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検診結果からわかること

16. 血液検査からわかること/血液検査項目の詳しい解説

赤血球数  ヘモグロビン同様に貧血多血症の指標になります。
白血球数  数値が高いと白血病などの血液の病気や感染が疑われ、 低いと血液の病気や自己免疫疾患が見つかることがあります。
ヘマトクリット  値が高ければ脱水多血症、値が低ければ貧血の指標となります。
血小板  値が50万以上で血液疾患が、値が10万を切った場合は血液疾患や肝疾患などが見つかる場合があります。
MCV・MCH・MCHC  ヘモグロビン値と一緒に総合的に判断して、貧血の原因を推測するのに役立ちます。
GOT
(AST)
 肝臓の細胞に多く含まれる酵素です。肝細胞、血液中にもおり、これらに障害を受けても高くなります。心筋や骨格筋にも多く含まれているので、これらが障害を受けても高くなります。
GPT
(ALT)
 肝臓の細胞に多く含まれる酵素です。肝細胞、血液中にもおり、これらに障害を受けても高くなります。ほとんどが肝臓にあるため、ASTとALTの検査値を比較することで病気の種類を推測することができます。またALTが高値な場合は、一度C型肝炎ウイルス検査を受けることをおすすめします。
γGTP  肝臓の解毒作用に関する酵素です。とくに過度の飲酒で検査値が上昇する特徴があり、アルコール性肝障害の診断に用います。
【高値の場合:アルコール性肝障害・閉塞性黄疸・肝硬変・肝炎・急性膵炎
TP  血液中のタンパク質の量を調べます。値が高いと肝臓疾患血液疾患、低い場合は肝臓疾患腎疾患栄養不良がみつかる場合があります。
アルブミン  栄養状態や肝機能の有無を調べる検査です。低い場合は栄養不良肝疾患などが疑われます。
A/G  タンパク質であるアルブミンとグロブリンの比で、低値だと肝硬変多発性骨髄腫や自己免疫性の疾患が見つかることがあります。
Tcho
(総コレステロール)
 高すぎれば食事やお酒によるカロリーオーバーの他、糖尿病甲状腺機能低下症腎臓病の一種のネフローゼ症候群などが見つかることがあります。また遺伝性の高コレステロール血症もあります。
低い場合は、肝硬変劇症肝炎甲状腺機能亢進症の場合があります。
 コレステロールの高い状態は動脈硬化を引き起こし、その結果高血圧となり、心筋梗塞脳梗塞透析失明大動脈瘤の発生などに関与しています。とかく悪い 印象のあるコレステロールですが、コレステロール自体は細胞膜の構成にかかせず、また性ホルモンや胆汁の原料にもなっており、非常に重要な物質です。
HDL  血管壁に付着した余分なコレステロールを回収して肝臓に運び戻します。
動脈硬化を防ぐ働きをすることから「善玉コレステロール」と言われています。
LDL  肝臓のコレステロールを体の隅々まで運ぶ機能を果たし、動脈硬化などをひき起こす作用が強いことから「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
中性脂肪
(トリグリセリド)
 中性脂肪は、エネルギー源として肝臓で作られ、利用される脂肪の一種です。余分なエネルギーはほとんど中性脂肪という形で蓄えられます。しかし、蓄えが多くなると脂肪肝肥満の原因になります。
空腹時血糖  血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことです。食事に含まれる糖質は消化管でブドウ糖に分解されて血液中に愛理血糖値も上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げるよう作用します。
【高値の場合:糖尿病・甲状腺機能亢進症・クッシング症候群・慢性肝炎・肝硬変
【低値の場合:インスリノーマ・劇症肝炎
HbA1c
(ヘモグロビンA1c)
 赤血球の中に含まれるヘモグロビンがブドウ糖と結合したものをグリコヘモグロビンといいます。HbA1cはヘモグロビン全体の中にグリコヘモグロビンがどのくらい含まれているのかを調べることで、血糖検査だけではわからない過去1〜2ヶ月間の血糖の状態を推測することができます。
【高値の場合:糖尿病・腎不全・再生不良性貧血
【低値の場合:溶血性貧血
ALP
(アルカリフォスファターゼ)
 肝臓や骨・腎臓・乳腺・胎盤などに多く含まれる酵素で、胆汁を介して肝臓から排出されます。
【高値の場合:閉塞性黄疸・胆管炎・脂肪肝・骨腫瘍・骨軟化症
【低値の場合:前立腺肥大・甲状腺機能低下症
尿酸  細胞の成分であるプリン体が分解してできた老廃物で、血液中の濃度が高くなると溶けきれなくなった尿酸が結晶化します。尿酸の血漿は関節にたまり、尿酸値が高い状態が続くことによって痛風発作を起こします。
Cr
(クレアチニン)
 尿素窒素(BUN)と同様、老廃物の一種です。腎臓が正常に働いているときには尿中に排泄されますが、腎機能が低下して排泄量が減少すると血液中に増えてきます。
【高値の場合:糸球体腎炎・間質性肺炎・腎不全・尿管閉塞
【低値の場合:筋ジストロフィー
HBs抗原  B型肝炎に感染しているかどうか調べる検査です。
HCV抗体  HCV陽性ということは、C型肝炎が現在体内にいる状態(感染している状態)か、
過去にHCVに感染したが、すでに治癒した状態のいずれかを示します。
CRP
(C反応性たんぱく)
 感染症・外傷・腫瘍などによって炎症があるときに血液中に現れるたんぱく質で、病気を特定することはできませんが、炎症の有無・状態・経過などを判断します。
PSA  前立腺の組織に特有のたんぱく質です。がんが発生すると前立腺の組織が壊れた結果、値が上昇します。
BNP
(脳性ナトリウム利尿ペプチド)
 血液の検査により心不全の病態が把握できます。BNPは利尿作用、血管拡張作用、レニン・アルドステロン分泌抑制、交感神経抑制、心肥大抑制などの作用があり、心筋を保護するように働くホルモンです。
 しかし、BNPは心機能の低下に敏感に反応して上昇し、心不全の重症化とともに急上昇するので、心不全の診断と重症度評価に用いられています。心臓病以外でも軽度の上昇はおこりうるので注意してください。しかし、「心疾患なし」では通常100pg/ml以下が正常値です。
Glb
(グロブリン)
 
chE
(コリンエステラーゼ)
 
TTT・ZTT  血清に試薬を加え、血清が濁る度合いによって肝機能を調べる検査です。
【高値の場合:肝硬変・急性肝炎・高脂血症・間接リウマチ・糖尿病】  
【低値の場合:慢性肝炎・肝硬変・肺結核・骨髄腫
AMY
(アミラーゼ)
 消化酵素の一種で、唾液線と膵臓から分泌されます。
【高値の場合:急性膵炎・流行性耳下線炎・腎不全】  
【低値の場合:末期の膵臓がん・進行した慢性膵炎・重症糖尿病
ペプシノーゲン  タンパク分解酵素であるペプシンの不活性型前駆体であり、血清ペプシノーゲン値は胃粘膜の形態と外分泌機能をあらわします。
【陰性(−)以外の場合:萎縮性胃炎・胃ガン
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